北海道の食べ物やレシピ

とうもろこしの北海道弁「とうきび」についての紹介

北海道では、とうもろこしのことをとうきびと呼ぶことがあります。

とうもろこしのことをなぜとうきびと呼ぶ由来や名前の不思議についてご紹介していきたいと思います。

とうもろこしのことを北海道弁とうきび呼ぶ由来

黄色い粒が甘くて美味しい6月から9月が旬の野菜として親しまれているとうもろこしですが、なんと北海道ではとうもろこしと呼ばずとうきびと呼ばれているのです!名前の由来はとうもろこしのことを漢字で書くと和名で玉蜀黍と書きます。

漢字を説明していくと「玉」は美しいもの「蜀」は外国をあらわすのです。16世紀に南蛮船で運ばれてきた黍によく似た黄色い植物なので、漢字であらわすと「粒が玉の様な蜀黍」このようになります。

当時の日本にポルトガル人達が持ち込んだとうもろこしは先に中国から伝わっていてモロコシという植物に似ていて漢字であらわすと「蜀黍」といい「唐」の「蜀黍」とうもろこしとなりました

。そしてとうきびは漢字であらわすと「唐黍」といい「唐」の「黍」なので唐黍となったのです。

同じ北海道でも呼び方が違う地域がある?!

とうもろこしのことを北海道ではとうきびといいますが、北海道の中でも地域によって呼び方が変わる地域もあります。

道央ではとうきびととうもろこしのことをいいますが、道南ではとうもろこしのことをとうきみと呼ぶのです。

他にはきびやきみともあらわす場合もあります。

なので北海道の呼び方が絶対とうきびというわけではなく、北海道の中でも地域によって様々な呼び方があるのです。

そしてとうきびという呼び方は北海道以外でも他県でも同じ呼び方をする場所もあり、福井県や香川県なども同じ呼び方をする場合があります。

調理法によっても北海道では名前が変わる

とうもろこしの北海道での呼び方がとうきびといいますが調理した際に名前が少し変わります。

とうもろこしを焼いたら焼きとうもろこしと表現すると思いますが、北海道のとうきびでは焼ききびとあらわすのです。その他に茹でたとうきびはゆできびといったり焼ききみという表現をしたりもします。

調理法や地域で呼び方が変わる不思議な食材とうきびとうもろこしという名前で広く知られていますが、北海道ではとうきびという名前で親しまれているのが分かりましたね!

どちらも名前の由来は中国唐から名前が変化して今の名前になりました。

地域で北海道の中でも呼び方が変わるのは驚きです。そんなとうきびですが是非北海道に来たときやお店でみかけたら食べてみてください!

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