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北海道産の行者にんにくの選び方や保存方法、栄養価などを徹底解説!

北海道の特産物としても知られている「行者にんにく」。北海道では「アイヌねぎ」とも呼ばれ、親しまれています。今回はそんな行者にんにくの選び方や保存方法、栄養などを詳しくご紹介していきます。

行者にんにくとは?

行者にんにくとは北海道で採れる山菜で、玉ねぎやにんにくなどと同じ「ユリ科ネギ属」です。ネギやにんにくのように強い臭いを持っていて、体に良い成分も豊富に含んでいると近年人気が高まっています。

一方で行者にんにくは成長がとても遅い山菜でもあります。種を蒔いてから芽が出るまでは約2年かかり、3,4年経ってようやく葉が2枚以上になります。5年ほどで茎が伸びて花が咲いて種が付き始め、収穫に適した時期となります。

現在は栽培技術も発達しているので、天然以外のものも収穫されていますが、北海道にある天然の行者にんにくは近年注目されていることもあり、根こそぎ収穫してしまう人もいて、収穫量は減少傾向にあります。


行者にんにくの選び方と保存方法

行者にんにくは、株がしっかりとしていて、茎から芽の先までみずみずしいものを選びましょう。切り口も新しいものだと鮮度が良く、鮮度が悪くなってくると切り口が溶けたようになります。

行者にんにくを保存する時は、乾燥させないためにキッチンペーパーを水で湿らせて根本部分に巻いて袋に入れて冷蔵庫へ。立てた状態で保存すると、さらに良いです!冷凍保存する時は、サッと熱湯にかけてから保存した方が鮮度は保たれます。料理する時は、冷凍のままで行者にんにくをカットしていきましょう。

また、北海道では行者にんにくを醬油漬けで保存する方法が一般的です。方法は、行者にんにくを手頃な長さにカットして熱湯にかけて水気をふき取り、蓋つきの瓶に入れて行者にんにくが浸かるまで醤油を入れるだけ。この方法で保存すれば1年は持つと言われています。

行者にんにくの栄養は?

行者にんにくには「アリシン」が多く含まれています。アリシンは、がん予防や疲労回復、血液促進、新陣代謝促進、殺菌作用などの効果が期待できる成分で、日頃の健康維持にも役立ちます。

醤油漬けした行者にんにくはお酒のつまみにもなりますし、にんにくの代わりに炒め物に使うのもおすすめです。また、豚肉と合わせて調理すれば、独特な匂いが和らぐだけではなく、より疲労回復効果が得られることが分かっています。ぜひ色々な料理に北海道の行者にんにくを試して、自分に合った美味しさを見つけてくださいね♪

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