北海道のわさびといえば「山わさび」!通常のわさびが緑色なのに対して、北海道の山わさびは白色。
同じわさびでも温暖な時期に採られる本わさびとは違い、山わさびは12~4月と比較的寒い時期に採れるのが特徴です。
今回は、そんな山わさびの選び方や保存方法、栄養などを詳しくご紹介していきます。
目次
山わさびとは?
山わさびは北海道に自生するアブラナ科の多年草です。辛さは本わさびの1.5倍ほどともいわれていますが、日本の山葵と比べると味はまろやかです。
山わさびは「西洋わさび」とも呼ばれていて、市販されているチューブタイプのわさびは、この山わさびを原料にしている場合も多いのです。
北海道で採れる山わさびは、本わさびよりも生命力が強いのが特徴!茎も太く、収穫量も多いので比較的手に入りやすい食材です。
北海道に住んでいる人の中には、自分の家の庭で育てているという人も。栽培しやすいのも魅力ですね♪
冷蔵庫で保存するのもいいのですが、とれたても新鮮でいいので、
プランターに入れて育ててみようと思います。
山わさびつくりに挑戦中です。
買ってきた山わさびを水につけておき、日当たりにいい場所に置いておくと
芽が出てきて苗を作ることができました。
1週間、水につけておくだけでこんなに育ちました。
すごい生命力ですね。
水につけてから1ヶ月でここまで成長しました。
経過は随時更新していきたいと思います。
山わさびの選び方と保存方法
山わさびの色が白ければ白いほど、鮮度がある証拠です。
選ぶ時は見比べて白いものを選ぶようにしましょう。痛んでくると黄色や茶色になり、特徴的な香りが弱まってしまいます。
山わさびを保存する場合は、すりおろした状態だと鮮度が早くなくなってしまうので、そのままの状態で保存するのがおすすめです。
乾燥しないようにジップロックなどに入れて、冷蔵庫で保存すれば、2ヶ月ほど鮮度を保つことができます♪
サランラップやジップロックで空気が入らないようにすれば、冷凍庫で保存することも可能です。
冷凍状態の山わさびを料理で使用する時は、凍ったままの状態ですりおろしてください
山わさびのしょうゆ漬けの作り方
山わさびは、しょうゆ漬けにしておくと、便利です。
お刺身に付け合わせたり、おにぎりにいれたりできます。
作った山わさびはできるだけ早く食べるようにしたほうが良いと思います。
①山わさびをすりおろします。
②すりおろした山わさび50gにしょうゆ大匙2~3に酢を小さじ1をいれます。
山わさびの栄養は?
山わさびはビタミンCや食物繊維、モリブデンが多く含まれています。
また、山わさびの辛み成分である「アリルイソチオシアネート」には抗菌作用があり、体内の大腸菌や黄色ブドウ球菌といった菌の増殖を防いでくれます。
また、発がん性物質である「アフラトキシン」を無毒化できる「グルコシノレート」を含んでいて、がん予防にも効果的だといわれています。
血行促進やむくみ予防にも効果が期待できるので、ぜひ日頃の食生活に山わさびを取り入れてみてはいかがでしょうか?
山わさびはローストビーフや牛ステーキの付け合わせとして食べても美味しいですし、葉を醤油漬けや酢漬けにしたり、天ぷらにするのもおすすめ!山わさびはまるごと無駄なく食べれるので、ぜひ色々な食べ方を試してみてくださいね。