北海道の観光地

北海道が誇る化石と炭鉱の博物館・三笠市立博物館をご紹介

子どもから大人までワクワクさせられるものの 1 つに、化石があります。
そして札幌市の北東に位置する三笠市は、
化石を多く展示している博物館が有名です。

今回は、アンモナイトなどを
たくさん見られる三笠市立博物館をご紹介します。

三笠市立博物館はどのようなところなのか

 

三笠市立博物館は、札幌市から見て北東に位置する三笠市にある公立博物館です。
アクセスについても、札幌市内から道央自動車道で 30 分ほど行った三笠インターまで移動し、
そこから一般道利用で着けます。

市内には古くから白亜紀の地層が点在しており、アンモナイトやモササウルスなどの化石が豊富に出土してきました。
このため当博物館は別名「化石の博物館」として有名で、恐竜が生きた太古の時代に興味のある人にはたまらないスポットです。

ほかにも明治時代に炭鉱が栄えたこともあり、炭鉱関係の資料も豊富に見られます。
その意味では、近代の炭鉱業を深く学べる点でもおすすめです。

6 つある展示室、おすすめは第 1 室

 

当博物館には全部で 6 つの展示室があり、化石資料メインの第 1 室が目玉です。
特にアンモナイトの化石は 190 種 600 点で、国内最多となっています。

アンモナイトの進化の過程や研究関係のパネルも豊富であるため、

アンモナイトについて深く知られるでしょう。
化石を自ら手に取ったり写真撮影できたりします。

また、国内で三笠市だけで出土しているモササウルスの化石も有名で
、新種のエゾミカミリュウの展示もおすすめです。


このほかにも、恐竜アロサウルスの骨格展示もあるうえ、大腿骨部分の実物にも触れら れます。

第 1 室以外では郷土の歴史や炭鉱について学べる

 

第 1 室以外の展示室は、主に三笠市の歴史を紹介しているエリアです。
第 2・3 室では郷土の偉人を、第 4 室では土器・石器と空知集治監(刑務所)関係の資料が、
第 5 室では市内にあった炭鉱の資料が展示されています。

特に第 5 室では、道内初の幌内炭鉱などが詳しく紹介されており、

ドリルなどの採掘道 具や炭鉱長屋の復元模型が展示されていて見ごたえ抜群です。

また第 6 室は森林資料展示室で、市内の広大な森林に住むエゾシカなどの
はく製や森林活用に使われた馬そりや斧などが見られます。

時間があれば野外博物館やジオパークもおすすめ

博物館の周辺にも野外博物館やジオパークがあるため、時間があればぜひ回ってみてく ださい。

野外博物館は 1956 年まで使われていた森林鉄道の路線跡を活用したサイクリングロードです。
沿道には白亜紀の地層や幾春別炭鉱跡、景勝地である桂沢神居古潭があり、自然と古のロマンに浸れます。

またジオパークについても、奔別炭鉱をはじめ炭鉱街がそのまま残っており、ロストワールドを味わううえで最適なスポットです。

まとめ

 

三笠市立博物館をご紹介しました。 アンモナイトなどの化石が豊富であるうえ、
炭鉱関係の資料が多く、周辺では炭鉱跡な ども見られるため、
日常を離れ過去のロマンに浸るにはうってつけです。
休日などを利用して訪れてみてはいかがでしょうか。

三笠博物館のアクセス方法

〒068-2111 三笠市幾春別錦町1丁目212-1
電話 01267-6-7545
FAX 01267-6-8455

開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
・冬期間の祝日(12月~3月)・
年末年始(12月30日~1月4日)

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