札幌の木として知られている「ライラック」北海道では、街路樹や公園に植えてあることが多く、華やかな花が人気で一般家庭の庭先でも見かけることがあります。
その「ライラックの花言葉」は色によって変わります。
7つの意味があるライラックの花言葉は、なんとなく懐かしさを感じます。
今回は、札幌の花「ライラック」の7つの花言葉から由来や見頃の季節をご紹介します。
目次
ライラックの花言葉は色によって7つの意味がある
ライラックの花びらには、リラックス効果があり、とても心がいやされる香りがします。
ライラックは、香りがとてもいいので、花束として贈り物にも人気なんですよ。
しかし、注意したいことがあります。
イギリスでは、婚約解消をするときにライラックの花を贈る風習があったそうです。
お友達にプレゼントするのは良いと思いますが、婚約者などに贈るときは、誤解されないように贈らないほうが良いかもしれません!
そして、ライラックには、ある言い伝えがあるのです。
ライラックをよく見てみると4枚の花びらなのですが、たまに5枚見つけるとがあります。
好きな人がいる人は試してみてはいかがでしょうか?
そんなライラックの花言葉には色によって7つの意味があります。
・ライラックの色に関係がない共通の花言葉は「思い出」「謙虚」「友情」
・ライラックの色が紫の花言葉は「恋の芽生え」「初恋」
・ライラックの色が白の花言葉は「青春の喜び」「無邪気」
・ライラックの色がピンクの花言葉は「思い出」
これ以外にも西洋では「愛の最初の感情」と、花言葉で表しています。
ライラックの名前の由来はどこからきているの?
ライラックは和名でムラサキハシドイ(紫丁香花)といいます。
また「リラ」と呼ばれることもあります。
ライラックの由来は色々と説があるようです。
その中でも有力だと言われているのがペルシャ語の「Lilac」です。
ライラックの花の色は紫色や青色ですよね。
このペルシャ語の「Lilac」は、青色を意味していることから、ライラックの名前の由来だとされているようです。
また他の国では
●英語では「lailac」
●アラビア語では「lailak」
●フランス語では「lira」
●スペイン語では「lailac」
このように呼ばれています。
【毎年開催】札幌ライラックまつりは家族連れで大賑わい
ライラックが日本に伝わったのは明治時代といわれています。
北海道札幌市にある北星学園の創設者サラ・C・スミスがアメリカから持ってきた苗木を植えたそうです。
現在も、北大付属植物園に保存されているそうです。
それから、札幌には大通公園など色々な場所にライラックが植えられるようになりました。
札幌大通公園で行われる札幌ライラックまつりは昭和34年に文化人の呼びかけで始まりました。
今では、約400本ものライラックで会場を彩る札幌を代表するお祭りです。
イベント会場では
●市民や児童・小中高生によるステージ
●スタンプラリー
●北海道産のワインガーデン
●ワークショップ
●カフェめしコート
などなど家族連れで十分に満足できます。
会場は、大通公園と川下会場で行われていて大通公園にはライラックの花が約400本咲き誇っています。
毎年5月中旬に開催されているので、ぜひご家族で出かけてみてください。
まとめ
「ライラック」は7つの花言葉があり、札幌の花として市民に愛されています。
ライラックの見頃は、本州と札幌で若干の違いがあります。
●札幌では、5月下旬から6月上旬にかけて
●本州では、4月中旬から5月上旬にかけて
ライラックは暑さに弱いので、九州では気象的に難しいのであまり見られません。
やはりライラックは札幌でこそ、元気に花咲せる植物なのですね。